浮気っ娘。純情

好奇心旺盛が故に、多数に適当に湧いてしまう。ジャニーズ/ハロープロジェクト/プロ野球/英語

バラエティで身体を張ること -めちゃイケ日本一周の旅Finalから考える-

未だにもやもやしている。

 

1月2日放送のめちゃイケSP『日本一周72時間ホンネの旅』を視聴しました。そして昨日放送されたホンネの旅の未公開映像も。

 

中居くん&ナインティナインのユニット ワンハンドレッドによる旅企画シリーズ。過去にも何回もやってるらしいです。「らしいです」というのも、私はこの日本一周の旅シリーズを見たのが今回が初めてなのです。中居くんが身体を痛めつけられる場面を見たくないから。ワンハンドレッドが総合司会の『27時間テレビ』は2回ありましたが、散々中居くんが弄られているのを見て、心苦しくなりました。友人には「演出なんだから、こんなことでムキにならなくても…」とよく言われたものですが、心の整理ができず。

 

今春で『めちゃイケ』が終わるし、サブタイトルに"Final"の文字があったので、まぁ最後だし記念に…と思い視聴しました。

 

結果……うーん。これ笑える番組なのだろうか……?楽しい場面もたくさんあったけど……もにょもにょ。でも「面白かった」と感想を言う人も多いし、私の感覚が世間とズレているのだろうか……。自分の感覚を整理してみようと思います。念のため言いますが、これは個人の意見です。

 

●笑えた場面と笑えなかった場面を分類

【面白かった場面・そこまで問題を感じなかった場面】
・出ないと思ったケチャップ容器から、急に勢いよくケチャップ*1が飛び出して、顔と服が真っ赤になる
・着替えた後の服がピエロだった
・ヌルヌルな富士山に登る(ただ、大久保さんと69で落下する場面は家族で見るには際どい)
・東京ドームでキスマイと踊るも、ブラックスカルの格好

 

・ロケバスに乗り遅れたため、獅子舞姿で大阪を飛び回る
・良い話の後のウォータースライダー (正直、ギリギリセーフ)
・三浦海岸の回転寿司屋で同じ寿司を5連チャン

 

【面白くない、むしろ引くくらい笑えなかった場面】
生コン2t*2をぶっかけられる
・メイクというていでスヌーピーの姿にされる

 

分類っていうか、2日の本編は面白かったし、博多華丸大吉さんとのトークでは楽しい話が聞けたし、フィナーレのセレモニーでは粋な演出に感動しました。未公開編の途中から冷めて笑えなくなった感じです。

 

生コンぶっかけが全ての引き金
状況説明をすると、めちゃイケ男性陣と中居くんの計10名でマリオカートに乗り夜の東京を爆走。その後、一行は新国立競技場建設地の近くで停車。これからのバラエティについて語り合う。そこへ一台の工事車両がやってくる。工事の邪魔なのだと皆マリカーを移動させようとするが、中居くんの車だけエンジンはかからないしシートベルトも外れない。工事車両は中居くんの姿などおかまいなく、ドサーーーと中居くんに2tの生コンをぶっかけるのである。

 

めっちゃ怖い。ケチャップはまだ本物でも大量にかけられたって死にはしないだろうけど、生コンアルカリ性だから素手で触ると皮膚は荒れる。生コンが残ってる部分に水をつけると高温になってやけどを負うらしい。実際に、4年前にアイドルが撮影の演出でセメントをかぶったら全身やけどをした…と話題にのぼったこともありました。いくら本物の生コンじゃないとはいえ、連想してゾッとするものがありました。

 

生コンをぶっかけられた後、「エンジンもかかんないし~、シートベルトも取れないの」嘆く中居くん。それを少し距離を取った場所でゲラゲラ笑うめちゃイケメンバー。「大丈夫か?」と声をかけるが、決して中居くんの近くに寄ろうとはしない。用意された衣装を無駄に汚してはならない……というスタッフへの配慮なのだろうか。最終的に福徳くんが中居くんのシートベルトを外してくれたけど。バラエティに向かってあまり言いたくなかったけど、なんかイジメを見てるみたいで笑えなくなりました。

 

あと私の脳裏に浮かんだのは2012年『さんま×SMAP 美女と野獣のクリスマスSP』の罰ゲームでした。中居くんが人間魚拓となって全身ペンキまみれになってアートを完成させる…というやつ。この翌日のコンサートのMCで「耳をかいたら指に赤いのがついてた。昨日のペンキだ」とも話してたらしく。全身ペンキ系のものを浴びると、その場限りの痛みじゃ済まないこと多いんだよ……今回は大丈夫だったのかな。そんなことを考える私は過保護なのだろうか。*3

 

 

今回のめちゃイケに話を戻します。
生コンシーンが終わった後、野性爆弾のくっきーさんヒロミさんが中居くんをスヌーピーっぽくメイクします。顔をテーピングのようなもので巻いたり、犬の耳部分は二つ結びのカツラで対応したり。それほどドキツイ演出ではないはずなのに、先ほどの生コンぶっかけのときの気持ちを引きずり「こんな姿にされて可哀想…」と思う私がいました。
まだ中居くんが笑ってることが救い…ん?これ救いなのか?

 

●汗をかいて身体を張ってさえすれば笑いは取れるのか
未公開編の中でこんな話がありました。

 

中居:(めちゃイケが終われば)汗をかく場面もなくなってくるね

矢部:あ~、身体張ったり

中居:こんな番組はもうできないだろうね

矢部:昔みたいにね、激しいことはやりにくくなってきてるのかな

中居:ゼロからこういう番組作ります…っていうのももうなくなってくるだろうね

 

「汗かく恥かくモノを書く*4」が仕事のモットーの中居くんらしい話が出たなぁ…としみじみ思いました。


最近はネットで誰でも発信する力があります。テレビ局に直接電話やメールで伝えなければ知ることもなかった苦情も、独り言を呟くようにSNS等に書き込めば一気に浸透し回りまわってテレビ局の耳にもすぐ届くようになります。アレはダメだコレはダメだ…の不謹慎厨だらけ、何かあればすぐBPO審議…とお笑い番組を作りづらくなってるのは事実です。当たり障りのない番組が増えてますし。

 

だからといって、過激なことをやれば何だって許されるのでしょうか。面白いのでしょうか。他人が痛めつけられても「これはフィクションだから」「演出だから」「こんなことできるアイドルは中居だけでしょ(マウンティングどやぁ」で済ませていいのでしょうか。忖度から生まれる不自由さから脱皮して 通常の状態に持って行く攻めならまだいいけど、しなくて良いことをわざわざやって不快にさせる攻めはいらないよ…。

 

バラエティ番組がイジメを助長して視聴者が真似するとまでは思いませんが、イジメを見ているみたいで気持ちは良くないです。「○○ちゃん(被害を受けてる人)は笑ってるから問題ない」はイジメ加害者の常套句です。どんな場面に遭遇しても笑っている人が、周りの空気を読んで「自分は嫌な気持ちだけど周りが満足してくれるなら」という理由で笑ってても良いものなのでしょうか。ゴメンネー、中居くんが「面白かった?」って画面の向こうに問いかけてくれたとき、私は頷けなかったんだー(><)

 

汗をかくという方向性、それで合ってますか?
他人を痛めつけないで視聴者を楽しませる方法を考えることに対して汗をかいてほしい、というのが私の願いです。

 

この記事を書いてる私は、もしかしたら過激なクレーマーなのかもしれません。中居正広中居正広で去年の『キスマイブサイク』で後輩にかなり可哀想なことをしてるので、「お前が言うな」って話ではあるし。(ぶっちゃけ中居ヲタの私もあの内容には懐疑的) 今のままのバラエティが続くなら、私は一生バラエティ番組を見るのに不向きな人間なんだろうなぁ。

 

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さぁ、どこからどこまでがフィクションでしょーか!完璧に分かる人ー??

 

 

麻衣流。

*1:実際は赤いインク状のもの

*2:もちろんガチ生コンじゃない…はず

*3:ちなみに人間魚拓の前年の罰ゲームは人間しゃぶしゃぶ。慎吾くんが受けたのですが、人間しゃぶしゃぶの際にできた傷は1年経っても治らなかったとか('12年12月21日Zipより)

*4:モノを書く=メモを取ること